目標を持って練習をする意味
現在日本はもちろん世界で新型コロナウイルス感染が流行し
大変な事態になっています
そして
多くのチームが練習自粛になり
大会の開催を祈りながら
自宅での自主練習に励んでいるのではないでしょうか?
そこで
一生懸命自主練習に励んでいる選手へ
こんな時だからこそ
目標を持って練習をする必要性
そして
モチベーションが下がり気味の君!
モチベーション高く自主練習に励める目標設定を紹介します
なぜ目標を持って練習する必要があるのか?
あなたはこのような経験をしたことはありませんか?
練習に対するやる気を失ったこと・・・
何の為に練習をしているか分からなくなったこと・・・
人間は
目標を失ったとき
競う相手(ライバル)がいなくなったとき
やる気を失ってしまいます
要するに
目標を失うことで物事に集中できなくなり
練習効率・練習の質が落ちてしまうのです
その様な状態で練習に取り組んでいても意味がありません
だから私は
目標設定をせずに練習に取り組む程、意味のない練習はないと考えています
目標設定の仕方
よくありがちなのが、目標達成までの道筋が見えない目標設定です
誤った目標設定をしてしまうと
逆に負のスパイラルに巻き込まれてしまいます
そこで
私がお勧めするのが3つの目標設定をする事です
目標設定をする際に
長期目標・中期目標・短期目標の3つを設定するとよいでしょう
長期目標・中期目標・短期目標って何?
「長期目標」とは最終的に達成したい目標のこと
「中期目標」とは今、達成可能な現実的な目標のこと
「短期目標」とは中期目標を達成する為に今、何の課題に取り組むか?を設定すること
長期目標を達成する為の目標設定が、中期・短期目標になります
(例)
長期目標 「柵越えホームランを打つ」
中期目標 「ロングトスで80m飛ばす」
短期目標 「スイング軌道を良くする為に家で○○練習をする」「月曜日の自主練習でフロントトスを1ケース打つ」
という様な形で目標を立てます
短期目標は複数個あってもよいと思います
中期目標を達成出来たら、また新しい中期目標と短期目標を設定します
これを繰り返すことで長期目標の達成を目指していきます
目標を達成する喜びが大切
長期目標は高い目標設定で良いと思いますが
中期目標は達成できる現実的な目標である必要があります
なぜなら、なかなか手の届かない目標設定ではモチベーションが下がり
やる気・自信を失ってしまうからです
最悪の負のスパイラルの始まりです・・・
それでは意味がありません
現実的な目標設定にすることで
目標を達成できたという達成感を味わうことが大切なのです
達成感を味わうことで長期目標へのモチベーションになると共に
自分自身への自信にも繋がります
中期目標は数値目標がいい
数値目標とは、数字で表す事が出来る目標です
例えば
「ロングトスで打球飛距離を100m飛ばす」
「投球スピードを120kmにする」
「30m送球を3秒を切る」
「30m走で4.8秒を切る」
などがあります
数値目標にすることで
達成出来たか出来なかったかの判断がしやすくなります
また、前回の結果との見比べや記録にも残しやすくなります
目標を持って練習しよう
私は目標を持たず練習するほど意味のない練習はないと考えています
ただ目標を持って練習しても
その目標設定が悪ければ逆に自分のモチベーションを下げる事にも繋がります
正しい目標設定をし、目標を持って練習してください