チーム 指導法

4スタンス理論

4スタンス理論とは、人の体の動かし方を4つのタイプに分けるという考え方です。

よく、この打ち方が自分に合うのならば取り入れればいい。 自分に合わないのならば取り入れなくていい。などという指導を耳にしますが、4スタンス理論を取り入れることで、そのような事が無くなります。

1人1人に合った打ち方・投げ方・捕り方・走り方などを指導することで、選手が迷うことなく練習が出来、確実に成長に結びつける事が出来るのです。

だから全員に同じ技術指導を行うことはありません。

 

自チームではこの4スタンス理論によるタイプ分けを全選手に行い、各選手の動きに合った指導を行っています。

 

最新の打撃理論

自チームでは、高く遠くへ打球を飛ばすように指導しています。
なぜなら遠くに飛ばすことは、「才能」ではなく「最上級の技術」が必要だからです。

その為の大前提として、投球軌道とスイング軌道を一致させる必要があり
必然的にスイング軌道は下から上へのスイングとなります。

この最上級のスイング技術を中学野球の3年を掛けて身に着け
綺麗な孤を描いた飛球を飛ばせるようにしていきます。

 

ラテン式の守備理論

守備の目的はアウトにする事です。
だから自チームではアウトをとる為のプレーを身に付けて貰っています。例えばランニングスロー・ジャンピングスロー・逆シングル・グラブトスこれら全て

はアウトにする為のプレーです。 またこれらのようなプレーを練習することで体の使い方や身体能力向上にも繋がります。

もちろん、基礎となる正面に入っての捕球指導も行っております。 基礎と応用の両立こそ守備のスキルUPに繋がり、スケールの大きい選手へとなります

 

体に合った投球指導

投球の基本はストレートだと考えています。どれだけ良い変化球を持っていても質の高いストレートを持っていなければ通用しません! その為に大切になってくるのが投球フォームです。 全員揃ってオーバースローでの指導は行っていません。なぜなら人によりオーバースローで投げることでパフォーマンスの低下に繋がるからです。体の構造上、サイドスローが体に合っている選手、アンダースローが体に合っている選手がいます。その様な選手を無理やりオーバースローで投げさせることで、パフォーマンスの低下はもちろんのこと、体の構造に合っていないフォームで投げ続けることで体への負担が大きくなり故障へも繋がります。 だから各選手の体の構造を見極めた上での指導が大切です。

 

個別指導の実施

自チームは個の能力を伸ばすことを最重要視しています。その為個別指導の時間を練習の6割を占めており、一人一人にみっちり技術指導を行っています。また、個別指導を行うもう一つ理由があり4スタンス理論によるタイプ分けを行っている為、全員揃っての指導ではリスクが伴ってくるからです。

自主性・主体性を伸ばす

指導陣は見守ることを大切にしています。自主性・主体性を伸ばす為には自分で考える環境を与える事が大切だと考えているからです。 自主練習・自由練習が多い自チームでは、「この練習をしなさい」などの強制練習(やらされる練習)は行っていません。 自分のやりたい練習・やるべき練習を自分で考えてやるように!と指導しています。 だから、選手の方から「ノック打ってください」や「スイングみてください」などと選手から求められたことをお手伝いする。というスタンスで指導をしています。

個別アップの実施

自分の体調を知り、万全の状態で練習、試合に臨む為です。自分の体の疲労度・筋肉の張り・体の違和感などを自分自身で把握しておかなければ、怪我を防ぐ事はできません。その日の自分の体調を把握する時間がアップの時間だと考えています。しかし日本では、選手全員が決まったアップを同じ時間だけ行っています。それでは、自分の体調を知れたとしても体を万全の状態へ導くことは出来ません。 人間は人それぞれ体格差、筋肉量も違うので、練習前の体の状態はバラバラなわけです。全員が同じアップでは、体の温まり具合、体のほぐれ具合にバラつきが生まれ、アップ不足の選手は怪我をするリスクが高まるのです。

 

 

野球ノートの記入

自主練習・自由練習に生かす為にノートの記入を行っています。自チームでは一週間で学んだこと(指導を受けたこと)をノートに記入するように指導しています。 指導を受けたことをノートにまとめることで自分の頭の中が整理され、選手の理解度向上にも繋がります。 またノートに記入したこと(指導受けたこと)が現在の自分自身の課題であり、自主練習・自由練習での取り組む課題にもなる訳です。

 

Copyright© 金沢河北ボーイズ【中学生野球チーム】 , 2024 All Rights Reserved.