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練習法 守備

石川県金沢市・かほく市 集中してキャッチボールする為に

野球チームであれば必ず行われるキャッチボール
集中してキャッチボールを行えていますか?
集中して行わないと練習・試合中の怪我
パフォーマンスの低下に繋がります!

それって本当に集中できている?

私が良く見かけるキャッチボールの光景として
「おーい!」
「いくぞ!」
「ナイスボール!」
などと声を掛け合いながらキャッチボールをする光景です。

果たして声を出しながらのキャッチボールは
集中して行えてると言えるのでしょうか?

声を出してのキャッチボールは集中できない

私は声を出しながら集中することは不可能だと考えています。
なぜなら
集中している姿を想像してみてください!
静まり返ってないですか?
例えば
テストを受ける時
読書をしている時
打席で集中している時
叫ばないですよね?
騒がしくないですよね?

そして
桑田 真澄̪ 氏がとある番組で面白いことを言っていました。
「針の穴に糸を通すとき声を出して糸を通しますか?」

人間は物事に集中する時は声を出さないのです。

だから
声を出しながらキャッチボールをしていては
集中してキャッチボールが出来ていると言えないと思います。

 

なぜキャッチボールは集中して行う必要があるのか?

一言で言えば「ミスを減らす為」です。

単純に集中して行うプレーと
集中せずに行うプレーでは
プレーの精度(質)が変わってきます。

だから
キャッチボールから
送球の質
捕球の精度
などを高める為には集中して行う必要があるのです。

キャッチボールで体のチェックをする

多くのチームはアップの中でキャッチボールを行っていると思います。

ではその中で
自分の体と会話することが出来ていますでしょうか?

キャッチボールは
今日の自分の体の状態を把握する時間でもあります。

・肩・肘・その他の体の部分に投げていて痛みはないか?
・今日の送球の質はどうか?(回転・伸びなど)
・ボールの見え方はどうか?(目の調子)
などを確認するべきだと思います。

キャッチボールをただの肩作りにしてはいけません!
今日の自分の状態を知るべき場所なのです。

自分の状態を見落とすことで・・・

自分の体の状態を把握せずに練習・試合に挑んでは
防げたはずの送球ミスに繋がります。

例えば
サードを守っていて
打球を捕球し送球した時に
いつもの自分の感覚で投げたら
思ったよりも肩が重く送球が伸びず悪送球になった。
ってことにも繋がる可能性があります。

また
最悪の場合
体の張りに気づくことなく全力投球をしてしまった為に
ケガにも繋がる恐れがあります。

自分の状態を知ることは
その日の自分のパフォーマンスを向上させると共に
ケガ防止にも繋がるのです。

だから
キャッチボール相手と会話(声の掛け合いを)するのではなく
自分の体と会話することを大切にして欲しいです。
その為にも
集中してキャッチボールを行う必要があるのです。

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